未経験からと中堅から、それぞれのキャリアアップについて

介護士は、どのようにキャリアアップしていけば良いのでしょうか。
未経験から介護士になりキャリアアップしていく方法と、中堅介護士からキャリアアップしていく方法をご紹介していきます。介護未経験から介護士になった場合は、まず「介護職員初任者研修」という資格を取得することをおすすめします。介護の仕事は無資格でもできるのですが、資格があるのとないのとではできる仕事が異なり、給料にも差が出ます。
介護職員初任者研修を取得したら、次は「介護福祉士実務者研修」を目指します。この資格は介護職員初任者研修がなくても取得できますが、450時間のカリキュラムを修了する必要があります。介護士になり2年目頃から取得を目指すと良いでしょう。そしてさらに、介護のスペシャリストとも言われる国家資格の介護福祉士の取得を目指します。介護福祉士の資格があれば、リーダー職や新人研修の担当など、仕事の幅が広がります。また、収入面でもアップが期待できますし、転職にも有利になります。
介護士経験5年から10年の中堅は、介護福祉士として経験を積むと、施設のリーダーや主任といったチームを管理することを任されるようになります。職員のトップになるのが施設長なのですが、そのポジションを目指すことも可能です。
また、多いのはケアマネジャーの資格取得を目指す人です。介護福祉士として5年以上実務経験を積めばケアマネジャーの資格試験が受験可能となりますので、目指してみるのも良いでしょう。長く介護の仕事を続けたいのであれば、このような資格があると大変有利です。